看護師になるまでの過程
看護師は国家資格の1つであり、人間の健康や生命に関係するとても大切な職業です。このため、勉強すればすぐになれるというものではなく、一定期間の勉強や実習を経ることで受験資格が与えられます。
女性にとっては憧れの職業の1つであり、小さい頃から看護師を目指している人も少なくありません。また、中学、高校と歩みを進めるにつれて看護師になろうと考え始めた方も多いと思います。
高齢化社会が加速している日本では、看護師の必要性は益々高まっています。若い世代へのお薦めの職業としても、看護師はもってこいだと思います。
<看護師と准看護師の2つがある>
医療機関で働く看護職には、看護師と准看護師の2つがあります。看護師は国家資格なのですが、准看護師は各地方自治体の資格になります。取得するまでの履修年数も違いますし、看護師が医師の指示なしで出来る業務でも、准看護師の場合は医師や看護師の指示が無ければ出来ないケースがあります。看護師として一生働いていきたい場合は、始めから看護師の方を目指した方が良いでしょう。
<看護師になるまでの道のり>
看護師になるためには、看護短大や看護学校で3年間履修するか、看護大学で4年間勉強する必要があります。そして卒業前の2月に看護師の国家試験を受験し、合格すれば春からは晴れて看護師として働けます。
また、既に准看護師の資格を持っている場合は、看護短大や看護の専門学校で2年間勉強し、看護師の国家資格を受験できます。
看護師の職業は国家資格を取得することがゴールではなく、資格を取得してからがスタートです。患者さんの負担が少ない看護ケア技術を身に付けたり、患者さんとどうすれば良好なコミュニケーションを取れるかなどは、現場で身に付けるものです。
看護師になってからも常に学ぼうとする姿勢が大切だと思います。
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