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看護師が転職する時の各種手続きについて
看護師が転職するということは、雇用主が変わるということです。雇用する側は社会保険等の管理をする立場になるので、雇用主が変わった場合は保険等の各種手続きが必要になります。
また、退職後すぐに次の職場に入職する場合は、社会保険の各種手続きは転職先が行ってくれます。
しかし、退職してから数ヶ月間お休みを取る場合や、退職してから転職活動をスタートさせる場合は、いったん国民健康保険や国民年金に加入しなければなりません。その時は自分自身で手続きをする必要があります。
以下に、看護師が転職する時の各種手続きについてまとめました。
・健康保険
転職先が決まっていない場合は、退職日から１４日以内に管轄の市区町村役所で手続きを行います。再就職する時には職場の健康保険に加入することになるので、再度手続きが必要です。
・年金
退職すると厚生年金から外れることになるので、国民年金に加入しなければなりません。この場合も、退職日から１４日以内に手続きを行います。
・失業保険
正職員として働いている時は雇用保険に自動的に加入していますが、退職すると外れてしまいます。失業保険は、被保険者が退職した後も最低限の金銭を支給して求職活動が出来るように支給されるお金です。手続きは管轄の公共職業安定所で行います。
・再就職手当
失業保険の基本手当の受給が始まってから早期に再就職が決定した場合、もらい残した基本手当の半分ぐらいの金額を、再就職手当として受け取ることが可能です。
・看護師免許
看護師免許は、結婚によって性が変わった時などに更新手続をしなければなりません。手続きは保健所で行います。結婚時に退職した場合は、忘れずに手続きを済ませておきましょう。
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